ALASKAの大自然を満喫
Vol.4
アラスカ鉄道

旅行の3日目はいよいよアラスカ鉄道に乗ってデナリ国立公園まで7時間半の展望列車による移動です。
海外での鉄道移動はスイスの氷河特急、中国新疆ウイグルのトルファンから西安までの夜行列車以来です。
今回の旅行の楽しみの一つでした。

早朝のアラスカ鉄道
アンカレッジ駅
奥に鉄道会社の建物ガありました
アンカレッジ駅
駅前にはかつての蒸気機関車が
記念においてありました。
アラスカ鉄道の完成は1923年
着工から約9年の歳月を費やしまた。
丘の上にはヒルトン・アンカレッジホテル
アンカレッジ駅正面
駅構内 切符売り場
氷河クルーズの出発拠点であるウイッティア方面行きの列車と
アンカレッジ駅
この列車はウイティア方面行き
で我々の列車は反対方面に発車していきます。
ブルーにイエローのツートンカラーはアラスカ鉄道の客車です。
二階建て展望車と1階展望車両
それに普通車両が連結されています。
この車両は旅行会社が所有しており、アラスカ鉄道に引かれて目的地まで行きます。
我々はこの車両に乗リました。
一階はレストランと調理室のみで
客室は2階です。
まもなくフェアバンクス行きが発車です。
展望車内です、両側の景色がよく見えます。
今日の目的地は344.7マイル先のデナリ国立公園駅
7時間半の列車の旅です。
アラスカ鉄道本社のようです。
窓ガラス越しですので映像がすっきりしません。
以下の写真は大半がそうです。
出発直後、米軍基地内を通過するために乗車前にIDの提示が求められます。
テロ対策だそうです。
アラスカの原野を走ります。
徐々に雲が切れていきました。
薄日が差してきます。
池塘が散見されます。
フェアバンクスまで高速道路とほぼ並行します。
マタヌスカ氷河から流れ出て
マタヌスカ川が流れる。
別荘らしき建物
ここへ来るのはやはり自家用水上飛行機でないと無理かな?
白樺林が少し色づき始めて・・。
タルキートナ駅
マッキンレー登山の出発点
植村直巳さんもここからマッキンレー登頂に出かけたが、
登頂成功の後帰らぬ人となった。
いまだに遺体は回収されていない。
トルキートナは小さな村ですが、観光客は登山の出発点であるこの村を訪れる。
折から2000人が乗れる氷河クルーズ船がウイティアに停泊中で、
この乗船客が観光を終えて、乗り込んできました。
天気が良いと通称デナリ(マッキンレー)が車窓から見れるのだそうです。
同じような景色が続きます。
カーブが続きますが、スイスの氷河特急ほどではありません。
スピードはきわめてゆっくり走ります。
大きくカーブしていくので、機関車を撮影できました。
このあたりからタイガの森が始まります。
有名人の別荘らしいです、列車のガイドが話していましたが、英語のため良くわかりません。
スプルース(トウヒ)の森
クリスマスツリーになりそうな・・・。
ラッキー!
晴れ間が見えてきました。
夏空に変わってきました。
もうすぐデナリです。
乗客は米国人カップルらしき人たちばかりでした。
年齢的には還暦過ぎた人たち
ばかりに見えましたが、
近くの一組はハネムーンだったようです。
紅葉が進みだしてます。
ネナナ川の渓谷
後でわかったのですが、
この渓谷沿いにわれわれが宿泊したデナリリバーズ・キャビンズがありました。
奥の建物群がマッキンレー・ビレッジだと思います。
列車はかなりスピードを落として
きました、まもなくデナリ国立公園駅です。
駅に到着です。
こんな具合に列車が連結されてます。
駅舎です。
ここからはデナリ観光を終えて2日後、鉄道の終着駅フェアバンクスに向かう列車です。
ディーゼルカーの2重連です。
デナリにお別れです。
この列車も大手旅行会社プリンセスの所有です。
われわれの乗った車両です。
山の中腹のグランデ・デナリ・ロッジからの眺めは抜群です。
ゴルフのオプションでこのロッジへ人を迎えに行きました。

ネナナ川の上に立つのはプリンセス・・ウィルダネス・ロッジ
デナリ中心部からお別れです。
一路フェアバンクスに向け列車は走ります。
スピードはゆっくりで脱線の心配はありませんが、崖からの落石や
地盤の崩落が心配でした。
オプショナルツアーのラフティングを楽しんでいました。
どうです!すごいところを走りますよね!
地盤が崩れそうです。
保線用の機関車です。
いたるところで保線工事をやっていました、このそばの通過は時速5キロ位かな?
ご苦労様です。外国人は明るくてよいですね。
ひたすら山を削り取った狭い地盤
を走ります。
先頭部分を撮影
後部を撮影
眼下には渓谷
やっと平地を走り出しました。
これは火力発電所のようです。
アラスカ鉄道の収入の大半は石炭や、燃料の輸送収入らしいです。
何しろ客車は一日一往復ですから・・・。
発電所です。
保線用車両
石炭を積んだ貨車です。
何十両も貨車を連結しています。
天気が良いと、このあたりからも
デナリが見えそうですが・・・。
そろそろフェアバンクス駅に
到着です。
フェアバンクスにまもなく到着、米軍の燃料運搬貨車です。
燃料運搬用貨車が何十両と連結しています。
雨のフェアバンクス駅に
到着しました。
駅の構内です。
正面は荷物受取所。
時計の針は8時を回っていました。
この駅から車で一時間半位
60マイル北東に行ったチェナ温泉に移動です。

チェナ温泉へ

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